スクーターに乗ってどこまでも 

海沿いの町・伊東で楽しむ、スクーターとの毎日

車の脇をすり抜けても、良いことがない訳

いつもスクーターで道を走っていると、 よく自分よりも早いスクーターに遭遇します。

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道をいそいでいるのですね。 でもスクーターの制限速度は、どこでも時速30kmです。

急いでいるときには、どなたでも気になることですが、 信号待ちの際、自動車の脇をすり抜けて 停止位置の一番前にでるスクーターの動きは 本当に早く目的地につくのか?

片道15kmの道のりで、実験してみました。

まず出発点から2km程ゆくと国道へでるT字路があり、そこから計測。 T字路では10台ほどの長い車の列ができていましたが、 左脇を抜けて先頭へでてみました。 恐らく青になった時点で、列をなしたすべての車が国道に乗れないでしょう。

一回分の信号の待ち時間を3分として、 先頭にでた時点で3分稼ぎました。

その後左折して国道の流れに乗って走りました。 しかし、スクーターは30km/hですから、 当然、横をすり抜けたはずの自動車に どんどん追い抜かされるわけです。

さらに5km程先にまた信号がありました。 そこの信号でもまた、左脇を抜けて先頭へ。

しかしそこは長い一本道で、信号が青に変わっても 渋滞でゆっくりとしか進みません。 渋滞で動いているときに脇をすり抜けると、 のちほど本格的に動き出した時に 車の流れに自分が戻れなくなり、危険です。

結局、30km/hで動く渋滞の流れに乗り、 その後はやく動き出してからは車に追い抜かされて そのままの状態で運転。 心理的にも、まったく得した感じがしません。

15kmの道のりを約30分で走り終えましたが、 脇のすり抜けをしない場合に比べて、実際は、 初めのT字路の信号待ちで、3分稼いだだけでした。

たった3分短縮されただけで、 自分にとっても車にとっても危険な運転は あまり魅力的ではありませんよね。

結局スクーターは、道の混み具合に関わらず、 時速30kmの速さで走っただけの時間しか稼げませんでした。

また、車の脇をすり抜け、並んで信号待ちをすると 車のルームミラー、ドアミラーの死角に入る為、 発進時、左折する車のタイヤに巻き込まれることがあり 特に危険です。

ですからスクーターは、道路の流れに乗って、 脇をぬけずに安全運転で走ることが 一番の近道に思います。

私も含めて、時間と心にゆとりをもって、運転しましょう。

今日も快適なドライブを^^