汐吹公園 展望と汐吹どちらも楽しめる小さな公園
皆さん、お元気でしょうか?
夏がおわりましたが、晴れた日の伊東は、また夏が戻ってきたかのような陽射しが続いています。
秋の訪れを感じるのは、セミの鳴き声が少なくなったことかな。
伊豆半島、特に伊東は、地形を形成するプレートが複数交わる場所であることから、岩肌や山など、様々な自然の風景を楽しむことができます。
そのようなことから、”伊豆半島ジオパーク”として、地形を紹介するサイトもあるほど。
スクーターで伊豆半島全域を回ることはちょっと厳しいので^^;
近くで地形を楽しめる場所を探してみました。
伊東港を背に、下田方面へ。
国道135号線から枝分かれする道、県道109号線を走ってゆくと、
汐吹公園という場所があります。
ここは入口を中間点として、山道を登ると展望台があって見晴らしがよく、道を下ると磯に出られるという公園。
まずはさっそく、山道を登ってみました。
ちょっとした散歩程度ですよ、と聞いていたので、気軽に登り始めましたが・・・
案外、疲れます。
いえ、いつもスクーターに乗ってばかりで、足を怠けさせていた私がいけないのでしょう。
きっともうじきゴールが見えてくるはず・・・
あれ、おかしいな。まだ続く。
次の曲がり角の先に、きっと展望台が・・・
まだ階段がありました。ふう、疲れた。
水筒を持ってくればよかった、と反省してももう遅いです。
兎に角、登り切ります。
あ! 木造の何かが見えてきました。
ようやく階段の終わりが見えてきました。
きました、展望台です!さっそく登ってみましょう。
一段一段、登る足が重たく感じます。
陽射しも暑いし、つかれた・・・
しかし、登った先には、素晴らしい景色!
疲れが吹き飛びます!
こちらは、手石島(ていしじま)です。
人は住めませんが、釣りのスポットとして人気の場所。
こんなに目の前に見えるとは。
山側の景色。
スクーターで走ってきた県道は、ずっとこの山肌に沿うように続いています。
山向こうに何が見えるのか、気になります。
そろそろ、展望台に別れを告げて、道を下ってみたいと思います。
入口から下り始めると、もう磯が近づいてきます。
磯がこんなに近くに。
毎年夏になると、この磯にテントを張って磯遊びとバーベキューを 楽しむ人々が多いのですよ。
柵が張られた道を進んでゆくと、汐吹岩を見られるのです。
汐吹岩とは、長年の潮の流れによって岩に穿たれた穴が、洞窟の様にぽっかりと口を開けています。
普段は大きく開いていますが、満潮時にはこのトンネル口が狭まり、波が押し寄せると、その反動で口から汐が噴き出すのです。
改めて、満潮の時間を見計らって遊びにきました。
満潮の汐吹洞窟は、こんなに口が狭まるのですね。
波が押し寄せると・・・シューっという音とともに、汐が勢いよく吹きあがります。
写真に収められて、満足です。
こちらは干潮時。夏休みには若者達がここで遊んでいました。
潮の流れが速いので、危ないですよ!気を付けて遊んでくださいね。
汐吹公園は、国道から海沿いの県道に入ります。
海を横目に大きな道を通りますので、走っていて気持ちがいい!
バイクのツーリングにはうってつけのコースです。
スクーターで行く時は、十分に気を付けてください。
それでは、楽しいお出かけを!