新井堤防 海を見つめて、釣りとイルカも?!
伊東市新井。相模湾に面した漁師町ですが、
夏になると海遊びの子供たちで、おおいににぎわいます。
オレンジビーチを背に、下田方面へ国道を走ると、
堤防がいくつも見えてきます。
伊東港の端にある新井堤防へ、ふらりと立ち寄りました。
こちらが、新井堤防です。
この堤防は先端近くまで乗り物が入り込めますので
私はスクーターで入ってゆきました。
テトラポットが先端まで長~く伸びています。
こちらが、新井堤防の先端。
釣り人がのんびりと釣りを楽しんでいます。
このあたりでは、ウキ釣りでアジやサバ、カゴ釣りでソウダガツオなどが
釣れるそうです。
大物が釣れるといいですね!
奥の岩が透けて見える、この海の色・・・
紺碧、薄藍、青、浅葱色、深緑、群青色、青緑、翡翠色、空色・・・
まだまだ、見分けられそうな気がしています。
昔、大学の講義で聞いた話ですが、
日本人など温帯地域に住む人の目は、北方に住む人に比べて
色を多く感じやすいとのことです。
太陽光線の少ない地域の人は、
淡い色を一様に白っぽくしか感じられない場合が多いため、
目にしっかり取り込まれるヴィヴィッドな色を好む、とのことでした。
一方温帯の人の目は、特に淡い色彩をいくつもの色に分けて捉えられるので、
桜の微妙な花色を愛でたり、着物で淡い色の重ねを楽しめるのだそうです。
真偽についての追及は、ここでは割愛しますが、
私は、色を感じる物差しは地域によって独自のものがあって、
身近な自然界の色が多ければ多いほど、伝統色は増えると思います。
日本古来の伝統色を調べますと、
微細な色合いに、それぞれ素敵な色名がつけられていまして
名前を眺めて読んでゆくだけでも時間を忘れてしまいます。
日本人は昔から、こんなに細かく色を分けて
四季を楽しんでいたのだなと感心。
私が参考にしたサイトはこちらです。
色についての思索をほどほどに終えて、遠くを眺めてみますと、
なにか、プールか生け簀のような囲いがありますね。
なんと・・・イルカが泳いでいます!
こちらは、イルカのプールでした。
こちらのイルカプールを運営しているのは、
ドルフィンファンタジーさん。
この時期は子供たち向けに、イルカと泳ぐ体験の場を提供しています。
子供たちにとっても、貴重なひと夏の思い出ができそうですね。
ドルフィンファンタジーさんのページはこちら。
青空を背景に、青い海を走る、青い船。
この時期の伊東は、色がひときわ鮮やかに感じます。
新井堤防への立ち寄りは、スクーターでも車でも、どちらも便利。
小さなクーラーボックスをお持ちの方は、スクーターで。
大物のお魚を狙いたい方は、車がよいでしょうね。
夏の日差しを楽しんで、よい休日をお楽しみください^^